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経営者におすすめの本8選!今の悩み解決のヒントになる本は?

【厳選】経営者におすすめの本8選!今の悩み解決のヒントになる本は? おすすめの本

経営者におすすめする本8選をご紹介!

会社経営者は、社員が遭遇しないような悩みに直面することもあるかと思います。

そんな中で簡単には口外できず、相談する相手も限られており、孤独感や重圧を感じる場面もあるのではないでしょうか。

ここでは違った視点で捉え方が変化できたり、悩み解決のヒントが見つかるキッカケとしての本をご紹介します。

 

今の悩み解決のヒントになる本は?

【厳選】経営者におすすめの本8選!今の悩み解決のヒントになる本は?

私はよく古書の即売会に行って本を購入するのですが、そんな中で明治・昭和生まれの実業家や著名人の本は、表現や言い回しが独特で、力強さと響いてくるものがあります。

その人の人生経験からの情熱と信念が反映されているのだと思います。

これまで読んだ中で、特に新たな発見や考え方の幅が広がる参考になった8冊をご紹介します。

 

禅マインドビギナーズ・マインド

「禅マインドビギナーズ・マインド」 原書:「Zen Mind、Biginner’s Mind」
鈴木俊隆 (著), 松永太郎 (翻訳) サンガ 2010-8-2

おすすめ度:★★★★★

原書は世界24ヶ国語に翻訳され、世界で最も読まれた禅の書と言われています。

著者である鈴木俊隆は昭和の禅僧で、55歳で渡米しサンフランシスコに禅センターを設立、アメリカに禅を広め、仏教学者の鈴木大拙と並び二人の鈴木と呼ばれている。

アップル創業者のスティーブジョブズも鈴木俊隆のこの著書に影響を与えられた一人のようです。

元は英語で書かれた本を翻訳して出版しているが、訳者は鈴木俊隆の意をそのまま反映させるよう努めて訳しています。

難解な禅問答のような感じかと思いきや、禅というものを理解していなくても、何か伝わって理解できるのは、複雑でごたごたしておらず、シンプルでズバッと発せられる感じがする。

禅が普及していないアメリカ人にむけて書かれた本だけあって、私たちでも飲み込み理解やすくなっています。

禅や瞑想に取り組みたくなり、日々の行動、言葉が変容するきっかけとなる、おすすめの一冊です。

 

人生二度なし

「人生二度なし」
森信三(著者) 致知出版社 1998-2-10

おすすめ度:★★★★★

森信三は明治生まれの哲学者で、国民教育の父とも謳われる教育者でもある。

ちなみにこの著書ではないですが、有名な名言に

人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。

があります。

この著書は題名通り、この二度とない人生をいかに生きるかを説いていて、人生において劣等感や逆境のようなものが無いと、たいしたものにはなれないと教えています。

特に決心や覚悟の重要性も伝わってきます。

後半には昭和36年に講演した内容が書かれていて、明治生まれだけあって明治維新の武士の真剣での勝負を例に出して、ほんとうの実力や度胸についても大切であると気づかされます。

生きた時代が違う現代の私たちにも響いてくるものがありますので、おすすめの本です。

 

どうやって社員が会社を変えたのか

「どうやって社員が会社を変えたのか」
柴田昌治(著),金井壽宏(著) 日本経済新聞社 2013-1-25

おすすめ度:★★★★

著者の柴田昌治さんは、大学在学中にドイツ語学院を起業して人気の語学学院にしてから、MBOによってパソナの教育事業を取得し、企業の組織風土改善の会社を設立しています。

そんな中で大企業等での組織風土改革をを通して経験したことを元に書かれた本です。

実際の事例を元に書かれているので、職場風土が社員のパフォーマンスに及ぼす影響や心の問題の影響度、社員同士の連携などの重要性が分かります。

企業体質が停滞し活気が落ち込んでいる会社にいる方にとっては参考になる本です。

 

鉄鋼産業の崩壊 ベスレヘムスチールの教訓

「鉄鋼産業の崩壊・ベスレヘムスチールの教訓」 原書:「Crisis in Bethlehem」
ジョン・ストロマイヤー(著),鈴木健次(訳) サイマル出版会 1988-1

おすすめ度:★★★★

著者のジョン・ストロマイヤーは1972年にピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストでペンシルベニア州ベスレヘム市のグローブ・タイムズの元副社長。

アメリカの基幹産業であった鉄鋼産業の衰退をベスレヘムスチールを題材に取材を通して、当事者の意見や証言を織り交ぜながらのドキュメントになっています。

業種や時代は違うかもしれませんが、組織が巨大化することの危険性や会社組織の運営については学ぶべきことはあるかと思います。

 

成功の秘訣は氣にあり

「成功の秘訣は氣にあり」
藤平光一(著) 東洋経済新報社 1992-11-5

おすすめ度:★★★★★

元々、体が弱かった著者が禅やみそぎを始め、そののち合気道創始者の植芝盛平のもとで合気道を極め、合気道の指導者になった人です。

大谷翔平も影響を受けた、思想家の中村天風に師事もしています。

藤平光一が指導した人には、野球の王貞治の一本足打法や相撲の千代の富士など多くの有名人や各界の選手も指導しています。

アメリカや世界に合気道を広めていった一人でもあります。

合気道の氣や取り組みをビジネスや成功に応用するにはどうするかをテーマにした本で、ビジネスに限らず健康や人間関係にも大いに役立つ内容となっています。

特に経営の重圧を担っている人やここぞという時に、心の安定を保ち成功させるための実践的なものが得られると思いますので、読んで得になる一冊です。

 

活眼 活学

「活眼 活学」
安岡正篤(著) PHP研究所 1985-7-11

おすすめ度:★★★★★

安岡正篤は明治生まれの哲学者・思想家で政界、財界人から師と仰がれ、歴代首相の指南役として厚く信頼されており、その人間力と影響力から日本のフィクサーともいわれていた人物。

この著書は各国の歴史や人物像を引用し組織の在り方や人間力形成の在り方を説いたもので、表面的ではなく、深く物事を捉えた知恵を感じさせるものとなっています。

特にこの方の著書は日ごろ私たちが心の中で思っている、言葉で表現するのが難しい思いを文章にして表してくれているので、豊かで深い教養の高さを感じます。

「そう、それが言いたかった!」と心のモヤモヤを表面化させてくれ共感してしまいます。

人間力錬成や人の修養において、大いに感化される部分がありますので、昭和のリーダー達が教えを乞うたのも頷ける、現代の経営者やリーダーにとっても至極の一冊です。

 

不思議なハンコ屋  山本印店物語

「不思議なハンコ屋-山本印店物語-」
山本桃仙(著) マキノ出版 2008-5-30

おすすめ度:★★★★

東京の世田谷区にあるハンコ屋さんの店主のお話です。

店主の桃仙さんは昭和14年生まれでハンコ職人一筋。

以前はご夫婦でお店を営業していて、いまではめずらしい柘植の木を手彫りで作るハンコ屋さんをやっているのです。

有名なのはここでハンコを作ると、ものすごく出世したり、事業が上手くいったりと経営者や財界人も訪れる日本一予約の取れない不思議なハンコ屋さんなのです。

ハンコ作りを通して、ハンコは丁寧に扱い自分で押すことの責任や物にはその人の思いがのることなど、今の自分を改めて振り返り考えさせられます。

裏表紙にはその当時の山本桃仙さんの顔写真が載っているので内容と相まって人物像が伝わってきます。

また、自然の流れにまかせて生きることも大切であると教えてくれる内容となっていますので、今を無理に変化させたいと思っている方や一瞬立ち止まるタイミングを求めている方にもおすすめの本です。

 

サレンダー

「サレンダー  自分を明け渡し、人生の流れに身を任せる」
マイケル・A・シンガー(著),菅靖彦(訳),伊藤由里(訳) 風雲舎 2016-8-3

おすすめ度:★★★★

著者は1947年生まれでフロリダ大学在学中に瞑想や禅・ヨガに取り組むヒッピーで、自分の心と感情を見つめるうちに、人生に現れることに身を任せていくようになっていき、最終的には社員2000人以上のソフトウェア会社のCEOにまでなっていく人物の自伝です。

題名のサレンダーは「明け渡す」の意味で、本の伝えたいことをダイレクトに表現しています。

禅や瞑想から得られるインスピレーションをビジネスや生活にどのように活かせるか、その後の人生がどのように流れていくかが、一人の人間の人生を通して分かる一冊です。

300ページを超える内容なので、静かな時間に少しずつ読むのも良いかと思います。

 

まとめ

以上、経営者におすすめの本でした。

表面では解決できない悩みも深く思慮に富んだ良書に出会うことで、内面の精神的な成長がもたらされ、独創的な解決策が見出されることが出来るかもしれませんね。

新書では販売していない本もあるかとは思いますので、古本などでお探しいただくのもありかと思います。

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